日光遠征記

日光東照宮(前篇)~紅葉の日光遠征記2018(その8)~

  • 2018.12.14

「紅葉の日光遠征記」第八回目の今回は、シリーズ最後となる「日光東照宮」をご紹介します(なおボリュームがありますので、前・中・後篇に分けさせてください)。これまでご紹介したとおり、日光山は東照宮が建立される以前から東日本一の霊場として高い地位を占めていたわけですが、東照宮を通じて徳川将軍家と結びつくことにより、以降200年以上に亘り最盛期を迎えることになります。祭神は、ご存じの通り東照大権現・徳川家 […]

日光二荒山神社・中宮祠~紅葉の日光遠征記2018(その7)~

  • 2018.12.05

「紅葉の日光遠征記」第七回目の今回は、男体山を背に中禅寺湖を望む「日光二荒山神社・中宮祠」の様子をご紹介します。中宮祠は、男体山=大己貴命(おおなむちのみこと)をお祀りする神社として、勝道上人により、天応二年(782年)の男体山登頂の二年後の延暦三年(784年)に建立されました(同時に「中禅寺」も中宮祠の神宮寺として同じ中禅寺湖北岸の敷地に創建されています)。以来1200年以上の長きにわたり、男体 […]

日光二荒山神社・本社~紅葉の日光遠征記2018(その6)~

  • 2018.11.27

「紅葉の日光遠征記」第六回目の今回は、下野国一之宮「日光二荒山神社・本社」の様子をご紹介します。日光二荒山神社は、男体山(=二荒山)をお祀りする神社として、勝道上人により、現在の本宮神社の地に開創されました。その後、大谷川の氾濫を避けるため現在の東照宮陽明門付近に移転して「新宮」を称するようになり、さらに13世紀になってから現在の恒例山の南面に鎮座しました。 慈覚大師・円仁以来、本地垂迹説に基き日 […]

輪王寺・大猷院付近~紅葉の日光遠征記2018(その5)~

  • 2018.11.24

「紅葉の日光遠征記」第五回目の今回は、輪王寺で今が一番「旬」の「大猷院(たいゆういん)」とその付近の様子をご紹介します。大猷院は、江戸幕府・三代将軍徳川家光の霊廟ですが、同時に歴代の徳川将軍の位牌が安置された徳川将軍家の霊廟としての役割も果たしてきました。 大棟梁・平内大隅守応勝の手に成るこの名建築は、国宝に指定される権現造の本殿・拝殿・相の間を始め、主要建築物が全て重要文化財に指定されています。 […]

輪王寺・三仏堂付近~紅葉の日光遠征記2018(その4)~

  • 2018.11.22

「紅葉の日光遠征記」第四回目の今回は、聖地・日光の「要」輪王寺の様子をご紹介します。既に触れて参りましたように、明治の廃仏毀釈とそれに伴う神仏分離令で「二社一寺」に分かれてしまった日光山ですが、もともとはそのような区別はなく、まさに政教・神仏相唱和する日本的霊性を体現した聖地でした。今回ご紹介する輪王寺(旧・満願寺)は、その日光山信仰の体系上の「要」であり、東照宮が造立される前の日光山そのものと云 […]

四本龍寺と本宮神社~紅葉の日光遠征記2018(その3)~

  • 2018.11.20

「紅葉の日光遠征記」第三回目の今回は、勝道上人による日光開闢の聖地である「四本龍寺(しほんりゅうじ)」と「本宮神社(ほんぐうじんじゃ)」をご紹介します。 日光開闢の時点での両者の関係はというと、先に「四本龍寺」が出来て後、その鎮守として「二荒山神社(現在の本宮神社)」が創立されたという経緯から、「二荒山神社(現在の本宮神社)」は「四本龍寺」に包含されていました。 「二荒山神社(現在の本宮神社)」が […]

滝尾神社への道~紅葉の日光遠征記2018(その2)~

  • 2018.11.16

「紅葉の日光遠征記」第二回目の今回は、少し地味ながらも奥深い「滝尾神社(たきのおじんじゃ)」に通じる古道「滝尾道」をご紹介したいと思います。 現在、日光を代表する「権現様」と云えば、神君・徳川家康公をお祀りした日光東照宮ということになりますが、日光東照宮が創立されたのは元和三年(1617年)、約400年前のことです。しかし、嘉祥三年(850年)に新宮(今の二荒山神社・本社)が創立されて以降の800 […]

神橋(しんきょう)付近~紅葉の日光遠征記2018(その1)~

  • 2018.11.14

先日、紅葉が映える秋の日光に行って参りました。東照宮、輪王寺、二荒山神社、中禅寺といった人気どころも追々投稿しますが、まずは日光の表玄関「神橋(しんきょう)」からこのシリーズをスタートしたいと思います。 日光は、奈良時代末期に勝道上人が開いた霊場で、日光二社一寺(東照宮・二荒山神社・輪王寺)と、それらに纏わる多くの史跡群から構成されています。 ◆日光の語源◆ 奈良時代末期、この地に霊場を開いた勝道 […]