鎌倉南東部(大町・材木座地区)の寺社

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北鎌倉地区に臨済宗のお寺が多いのに対して、大町・材木座地区には日蓮宗・浄土宗のお寺が多いのが特徴です。大町地区には、日蓮上人の鎌倉布教の中心地であったことから安国論寺、妙本寺、妙法寺、本覚寺といった日蓮宗の由緒あるお寺が多く集まっております。ですので、ご朱印の収集を目的とされる方は、通常のご朱印帳とは別に「御首題帳」を用意しておく方がよいと思います。
また庶民が多く住む材木座には浄土宗関東総本山の光明寺があり、その末寺・塔頭が多く集まっているのが特徴です。
観光客相手の土産物店・飲食店は、小町通りと比べるとぐんと少なくなりますので、普段は落ち着いて散策が楽しめますし、逆に夏場は、五所神社乱材祭、八雲神社例大祭、鎌倉花火大会等、賑やかなイベントが多い地区でもありますので、寺社巡り以外のお楽しみもあります。
また大町・材木座地区は平坦なため、徒歩・自転車での移動に最適です。疲れたら京急バスにも乗ればよいので、散歩を楽しんでいただくとよいと思います。

 

寺院

安養院   ⇒安養院のページへ
◆安養院の魅力
◎三つの寺院が絡みあう寺史に織り込まれた戦乱と火災の歴史

◎ゴールデンウィークの楽しみが増えたような気にさせる境内にあふれかえった躑躅のピンク色

◎鎌倉最古と云われる伝・尊観上人墓「宝篋印塔(重要文化財)」

◎時代を超えて数多の巡礼者と喜びを共有できる鎌倉二十四地蔵尊第二十四番札所での結願

延命寺   ⇒延命寺のページへ
◆延命寺の魅力
◎どうしても親近感が湧いてしまう「身代地蔵尊」の伝説と「古狸塚」の由来

◎意外な広がりを見せる赤穂四十七士討入後のエピソード

教恩寺   ⇒教恩寺のページへ
◆教恩寺の魅力
◎神奈川県文化財に指定される伝・運慶作の御本尊「阿弥陀如来三尊像」

◎「阿弥陀如来三尊像」にまつわる平重衡と千手前の悲話

九品寺   ⇒九品寺のページへ
◆九品寺の魅力
◎小振りな境内に凝縮された御本尊の阿弥陀如来立像(市指定文化財)、石造薬師如来坐像(県重要文化財)等の多くの貴重な仏像

◎鎌倉市内では数少ない新田義貞を偲ばせる史蹟

向福寺   ⇒向福寺のページへ
◆向福寺の魅力
◎仏教界では少数派の時宗の更に非主流派である一向宗を出自としながらも時代の流れと折り合いを付けつつ七百年以上守り続けてきた法灯の重み

◎南北朝の作と伝わる鎌倉市指定文化財の御本尊「阿弥陀如来及び両脇侍菩薩立像」

◎季節毎に表情を変えながら参拝者の目を楽しませてくれるご本堂前の立派な桜とプランタの花々

光明寺   ⇒光明寺のページへ
◆光明寺の魅力
◎南側にすぐ材木座海岸が開ける広大で開放的な境内

◎長い歴史の中で蓄えられた国宝を含む数多くの文化財

◎蓮池を中心に緑が映える古代ハスの浮かぶ伝・小堀遠州作の記主庭園

◎地元に深く根付いた数多くの年中行事及びイベント

千手院   ⇒千手院のページへ
◆千手院の魅力
◎大檀林・光明寺を実体的に支える専修道場として地味ながらも地に足の着いた歴史的役割

◎江戸時代中期以降、読み書き算盤を教えるなど地元材木座の人々の生活と一体化した衆生済度の場としての在り様

別願寺   ⇒別願寺のページへ
◆別願寺の魅力
◎鎌倉公方家代々の菩提寺としての栄華を伝える鎌倉市指定文化財の伝・足利持氏公宝塔

◎他の札所との違いが際立つ鎌倉三十三観音霊場唯一の魚籃観音像

補陀落寺   ⇒補陀落寺のページへ
◆補陀落寺の魅力
◎往時の隆盛が偲ばれる日本史のビッグネームに由来する寺宝群

◎インド仏教世界を体現するエキゾチックな寺名「補陀落寺」と、想像を刺激する「竜巻寺」の別称

◎夏季の境内を彩る百日紅の大木

妙長寺   ⇒妙長寺のページへ
◆妙長寺の魅力
◎以前は鶴岡八幡宮の旧ニノ鳥居・東柱を利用していたことから高さ11mにも及んだという伊豆法難記念相輪塔

◎開山・日実上人の父君が大きな役割を果たした「伊豆法難」にまつわる重厚な寺史

妙法寺   ⇒妙法寺のページへ
◆妙法寺の魅力
◎初夏に際立つ深い緑の「苔の石段」

「松葉ケ谷の法難」を始めとする寺史に刻まれた日蓮上人布教の軌跡

◎稲村ヶ崎を遠望できる護良親王墓所からの眺め

来迎寺(材木座)   ⇒来迎寺(材木座)のページへ
◆来迎寺(材木座)の魅力
◎宗派が変わろうとも火災に遭おうとも八百年以上守り続けられてきた三浦義明公とその眷属のお墓

◎東京国立博物館にも展示されたことのある鎌倉市指定文化財の御本尊「阿弥陀如来三尊像」

蓮乗院   ⇒蓮乗院のページへ
◆蓮乗院の魅力
◎光明寺創立にかかる良忠上人の動向の謎を秘めた寺史

◎鎌倉市指定文化財とされている鎌倉有力御家人・千葉常胤ゆかりのご本尊「木造阿弥陀如来立像」

神社