鎌倉・円覚寺~宝物風入(2018年)~
- 2018.11.08
今回は、北鎌倉・円覚寺の宝物風入(2018年)をご案内します。円覚寺では、11月3日~5日の3日間、所蔵の宝物の虫干しも兼ねた恒例の展示会「宝物風入」が実施されました。多くの重要文化財を含む200点を超える円覚寺宝物の「実物」を目にすることができる年に一度の機会です。またこの期間は、普段は非公開の正続院の門内に入り国宝「舎利殿」を拝観できます(ゴールデンウィークと宝物風入の年二回だけ公開)。さらに […]
神に抱かれ仏と共に歩む日々…
今回は、北鎌倉・円覚寺の宝物風入(2018年)をご案内します。円覚寺では、11月3日~5日の3日間、所蔵の宝物の虫干しも兼ねた恒例の展示会「宝物風入」が実施されました。多くの重要文化財を含む200点を超える円覚寺宝物の「実物」を目にすることができる年に一度の機会です。またこの期間は、普段は非公開の正続院の門内に入り国宝「舎利殿」を拝観できます(ゴールデンウィークと宝物風入の年二回だけ公開)。さらに […]
今回は、鎌倉・鶴岡八幡宮末社・白旗神社の文墨祭(2018年)をご案内します。 今年2018年の10月28日・午前10時より鶴岡八幡宮内の末社・白旗神社で、文墨祭がとり行われました。鶴岡八幡宮の見解によれば、この日は、白旗神社のご祭神のおひとりで鎌倉幕府三代将軍でいらっしゃる源実朝公が武家として初めて右大臣に列せられた日にあたります(実際には、右大臣・九条良輔が薨去された12月21日(旧暦12月2日 […]
光触寺は、地理的に逗子市街からの方が近く、逗子ハイランド住宅地を金沢街道に下りた付近の鎌倉・十二所にあります。もともとは比企ヶ谷にあった真言宗・岩蔵寺が弘安元年(1278年)に現在地へ移転し、翌弘安二年(1279年)に作阿上人(さくあしょうにん)が時宗の寺院として改めて開山したものです。この際「岩蔵」を山号に残し「岩蔵山光触寺」となりました。鎌倉の中心地から離れていることが幸いし南北朝から戦国時代 […]
延命寺は、下馬四つ角から大町通りを逗子方面に少し進んで、JR横須賀線・大町踏切手前右側にあります。逗子・鎌倉近辺に住んでいる人は車で移動する際に大町通をよく利用しますので、お寺の名前はご存じなくともそこにお寺があることだけは、ご存じの方が多いと思います。こじんまりとした境内ですが、鎌倉三十三観音霊場の第十一番札所、鎌倉二十四地蔵尊霊場の第二十三番札所として知られています。また「身代り地蔵」の伝説、 […]
9月14日(金)より9月16日(日)にかけて、鶴岡八幡宮では例大祭が催行されました。この期間中は、伝統の神事に加えて、様々な催しがありましたが、ここでは宵宮に奉納された和太鼓集団「相州神童太鼓」の演奏をご紹介します。 女性中心の皆さんでしたが、とても凛々しくて、大迫力の演奏を楽しませていただきました。これからも毎年よろしくお願いします。 境内の様子 三の鳥居をくぐったすぐ左では鎌倉囃子が賑やかでし […]
鎌倉には来迎寺と名前の付くお寺は二か所ありまして、ここでご紹介する満光山来迎寺は、横浜国大付属小学校の東側の道をさらに奥に入った西御門にあります。もう一方の随我山来迎寺は材木座にありますが、両寺共に藤沢の遊行寺(清浄光寺)の末寺となっております。境内の主な建物といえばご本堂と庫裡のみの普通のお寺さんといった趣ですが、鎌倉以来の奥行ある歴史をお持ちで、「如意輪観音半跏思惟像」「岩上地蔵菩薩坐像」など […]
10月12日(金)より10月15日(月)にかけて、鎌倉・光明寺では伝統の「十夜法要」が営まれ、内13日・14日には「稚児礼賛舞」に引き続き光明寺雅楽会による「雅楽奉奏」が行われました。演目は「賀殿急(かでんのきゅう)」と「胡飲酒破(こんじゅのは)」でした。来年の十夜法要が終わった後から「大殿」の改修工事が始まるとのことで、再来年以降しばらく「雅楽奉奏」は「開山堂」で行われることになります。 201 […]
別願寺は、下馬四つ角から大町通りを逗子方面に進んで安養院の少し手前にあります。コンパクトな境内ですが、鎌倉三十三観音霊場の第十三番札所として知られています。室町時代には鎌倉公方代々の帰依を受け、また後に徳川家康から寺領を寄進されるなど寺勢を誇りました。観音霊場札所のご本尊は、霊場で唯一の「魚籃観音」です。 なお別願寺のご由緒、ご朱印、年中行事、季節の花々、アクセス等につきましては、以下のリンクをご […]
浄光明寺は、鎌倉駅西口からJR横須賀線沿いに今大路を北鎌倉方面に進み、JR横須賀線・寿福寺踏切を渡った先の泉ヶ谷と呼ばれる谷戸にあります。真言宗・泉涌寺派の準別格本山として高い寺格を誇り、創建以来、北条得宗家、足利将軍家、鎌倉公方等その時代毎の有力者の保護を受け、重厚な歴史を積み重ねてきました。また重要文化財「木造阿弥陀三尊像」を始めとした多くの文化財を所蔵していることでも知られています。現在では […]
千手院は、光明寺・山門に向かって左手にあります。鎌倉三十三観音霊場の第二十番札所として、地元・鎌倉の寺社巡りがお好きな方々にはお馴染みの寺院です。鎌倉三十三観音霊場のご朱印を頂く際には、同じく十八番札所の光明寺、及び向かい側にある十九番札所の蓮乗院とを続けてお参りする方が多いと思います。元々は光明寺の僧坊で、光明寺が徳川家康が定めた関東十八檀林の筆頭だった江戸時代には「専修院」と称し浄土宗の修行道 […]