鎌倉・明王院◆境内散歩◆~納不動(2018年)~

鎌倉・明王院◆境内散歩◆~納不動(2018年)~

明王院は、鎌倉四代将軍・藤原頼経(ふじわら のよりつね)により、嘉禎元年(1235年)に、鎌倉の鬼門・北東の守りとして十二所に創建された真言宗泉涌寺派のお寺です。ご本堂には、肥後別当定慶の作と云われる重要文化財・不動明王像を中心とした五大明王が安置され、不動尊御縁日の毎月28日には護摩法要が修されています。
また明王院は、鎌倉十三仏霊場の発願の寺であり、鎌倉三十三観音霊場第八番札所でもあります。

なお明王院のご由緒、ご朱印、年中行事、季節の花々、アクセス等につきましては、以下のリンクをご覧ください。
⇒明王院へ

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明王院の魅力

◎現在の鎌倉で唯一「五大明王」をお祀りする寺院

◎鎌倉幕府祈願所の伝統を受け継ぎ今も不動尊御縁日の毎月28日に修される護摩法要

◎まるで生きているかのようにリアルな表情に引き込まれそうな重要文化財指定の不動明王像

境内図

境内の様子

鎌倉市中心部から金沢街道を朝比奈IC方面に進み、鎌倉逗子ハイランド坂下の手前の道を左に入って滑川にかかる小橋「二ツ橋」を渡ると、「五大堂明王院」と書かれた寺名碑があります。もともと明王院では各明王様毎にお堂が建てられていたため「五大堂」と呼ばれてきました。

参道を進むと冠木門が見えてきます。これが明王院の山門となります。
今年の「納不動」の時は、奥に御本堂の五色幕が見えます。

桜の頃は、こんな感じです。

盛夏には、葉桜が青々と茂っています。

石畳を進んだ正面が御本堂です。「納不動」のこの日には五色幕が掲げられていました。

梅の頃の御本堂は、こんな感じ。

茅葺の御本堂には、「不動明王」「軍荼利明王」「降三世明王」「金剛夜叉明王」「大威徳明王」の五大明王像、「大日如来」像、「薬師如来」像、「藤原頼経」像が安置されています。
こちらが、肥後別当定慶作・重要文化財の不動明王像です。

タウンニュース」サイトにリンク

他の明王様はこんな感じ。

軍荼利明王 降三世明王
金剛夜叉明王 大威徳明王

「鎌倉の文化財」(鎌倉市教育委員会)より

梅の木の向こう側は、鎌倉三十三観音霊場第八番札所本尊の十一面観音菩薩像が安置されている観音堂です。

観音堂に掲げられている御詠歌額です。
「ももあまり 八つとかそふる わつらひを ひとたちにする ちえのいさほし」

御本堂に向かって右奥には「一願水掛不動尊」がいらっしゃいます。

御本堂に向かって左側には釣鐘があります。この鐘は、大晦日の除夜の鐘のみ突かれます。納不動の12月28日には紅白の幕が張られ、次第に準備が整います。

釣鐘のさらに左手の建物は、客殿です。

客殿に隣り合って、寺務所があります。ご朱印はこちらで頂けます。

こちらは、叶地蔵尊です。

境内には、他に石灯籠、石臼、古井戸など時代を感じさせるものがいろいろありました。


納不動の日の餅つき

本日は、納不動の護摩法要のため、御本堂は参拝者が入れるよう解放されています。護摩法要では参列者にも観音経が配られ、護摩が焚かれる中、僧侶と共に一緒に読経させていただけます。

お寺の方や、檀家の皆さんがお餅をついています。

私も、振舞っていただきました。みたらし、きなこ、黒ゴマ、明太子、青菜、大根おろし・・・。

ラジオの中継もあったようです。

餅つきの模様は、こんな感じです。

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如何でしたでしょうか?
鎌倉駅からは離れており駐車場もないため少し不便ですが、その分観光客が少なく、落ち着いて参拝できます。

今年の投稿は、これが最後になります。来年もよろしくお願いします。

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