鶴岡八幡宮~七五三祈請祭(2018年)~
- 2018.11.18
- 年中行事
11月15日(木)は「七五三詣で」の日で、全国の神社で様々な行事が行われました。今ではすっかり定着したお馴染みの年中行事ですが、七五三の歴史はそう古いものではなく、江戸時代に将軍・徳川綱吉の長男・徳松の健康を祈願したことから始まったものです。
この日は鎌倉・鶴岡八幡宮も穏やかな良い天気で、例年通り舞殿で「七五三祈請祭(きせいさい)」がとりおこなわれました。
「七五三祈請祭」の模様は、以下の動画をご覧ください。
境内の模様
源氏池は蓮の枯葉も消え、冬を迎えるばかりです。
平日ということもあってか「七五三詣で」の参拝客はそう多くはありませんでしたが、綺麗な着物を着せてもらって子供たちも楽しそうです。
行事案内板には、本日の「七五三祈請祭」が記載されていました。7日の「立冬」、22日の「小雪」と、そろそろ冬を迎える節季が並びます。
舞殿の様子
明るい日差しに照らされた舞殿は、七五三を迎えるに相応しい清々しさです。
供物は準備万端です。
金幣も存在感のある光りを放っています。
玉串も用意されました。
七五三祈請祭
社務所前を、ご神職の皆さんが出発し「祓戸(はらえど)」に向かいます。
「祓戸」では、お清めの儀式がとりおこなわれました。
ご神職が舞殿に向かわれます。
舞殿では、宮司が参拝者に声をかけられます。
楽人の皆さんも揃い、いよいよ神事が始まります。
斎主一礼
一同、斎主にあわせてご祭神「八幡神(やはたのかみ)」に一礼します。
献饌
御神酒の蓋を取ることで、献饌とします。
祝詞奏上
斎主を勤める宮司による祝詞奏上。
金弊神事
宮司による「金弊神事」がとりおこなわれました。参拝者を鈴の付いた黄金の御幣にて祓い清めます。
玉串奉奠
まず斎主を勤める宮司による玉串奉奠。
続いて参拝者の皆さんによる玉串奉奠。初めて玉串に触れるお子様がほとんどだと思います。
撤饌
御神酒に蓋を戻すことで、撤饌とします。
退出
神職の皆さんが、舞殿を後にし、若宮に向かわれます。
若宮拝礼
神職の皆さん打ち揃い、若宮のご祭神(仁徳天皇・履仲天皇・仲媛命(なかのひめのみこと)・磐之媛命(いわのひめのみこと))に拝礼。
祭事結了
ご神職の皆さんが、舞殿裏手で宮司に一礼。宮司はこれより鶴岡幼稚園の七五三の行事に向かいます。
祭事結了後の境内
鶴岡八幡宮の宮司は、鶴岡幼稚園の園長を兼ねていらっしゃいます。
鶴岡幼稚園の七五三の行事が、舞殿でとりおこなわれました。宮司により祝詞もしっかり奏上されました。
本殿の参拝者控の間には、七五三の参拝者が次第に増えてきました。
帰り際、駐車場に向かう途中の柳原神池の様子です。だんだんと秋も深まってきました。
最後までご覧いただきありがとうございました。うちの子供たちの七五三というとずっと昔のことですが、どこかに仕舞った写真を見てみたくなりました。
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