鶴岡八幡宮~七五三祈請祭(2018年)~

鶴岡八幡宮~七五三祈請祭(2018年)~

11月15日(木)は「七五三詣で」の日で、全国の神社で様々な行事が行われました。今ではすっかり定着したお馴染みの年中行事ですが、七五三の歴史はそう古いものではなく、江戸時代に将軍・徳川綱吉の長男・徳松の健康を祈願したことから始まったものです。
この日は鎌倉・鶴岡八幡宮も穏やかな良い天気で、例年通り舞殿で「七五三祈請祭(きせいさい)」がとりおこなわれました。

「七五三祈請祭」の模様は、以下の動画をご覧ください。

境内の模様

源氏池は蓮の枯葉も消え、冬を迎えるばかりです。

平日ということもあってか「七五三詣で」の参拝客はそう多くはありませんでしたが、綺麗な着物を着せてもらって子供たちも楽しそうです。

行事案内板には、本日の「七五三祈請祭」が記載されていました。7日の「立冬」、22日の「小雪」と、そろそろ冬を迎える節季が並びます。

舞殿の様子

明るい日差しに照らされた舞殿は、七五三を迎えるに相応しい清々しさです。

供物は準備万端です。

金幣も存在感のある光りを放っています。

玉串も用意されました。

七五三祈請祭

社務所前を、ご神職の皆さんが出発し「祓戸(はらえど)」に向かいます。

「祓戸」では、お清めの儀式がとりおこなわれました。

ご神職が舞殿に向かわれます。

舞殿では、宮司が参拝者に声をかけられます。

楽人の皆さんも揃い、いよいよ神事が始まります。

斎主一礼

一同、斎主にあわせてご祭神「八幡神(やはたのかみ)」に一礼します。

献饌

御神酒の蓋を取ることで、献饌とします。

祝詞奏上

斎主を勤める宮司による祝詞奏上。

金弊神事

宮司による「金弊神事」がとりおこなわれました。参拝者を鈴の付いた黄金の御幣にて祓い清めます。

玉串奉奠

まず斎主を勤める宮司による玉串奉奠。

続いて参拝者の皆さんによる玉串奉奠。初めて玉串に触れるお子様がほとんどだと思います。

撤饌

御神酒に蓋を戻すことで、撤饌とします。

退出

神職の皆さんが、舞殿を後にし、若宮に向かわれます。

若宮拝礼

神職の皆さん打ち揃い、若宮のご祭神(仁徳天皇・履仲天皇・仲媛命(なかのひめのみこと)・磐之媛命(いわのひめのみこと))に拝礼。

祭事結了

ご神職の皆さんが、舞殿裏手で宮司に一礼。宮司はこれより鶴岡幼稚園の七五三の行事に向かいます。

祭事結了後の境内

鶴岡八幡宮の宮司は、鶴岡幼稚園の園長を兼ねていらっしゃいます。

鶴岡幼稚園の七五三の行事が、舞殿でとりおこなわれました。宮司により祝詞もしっかり奏上されました。

本殿の参拝者控の間には、七五三の参拝者が次第に増えてきました。

帰り際、駐車場に向かう途中の柳原神池の様子です。だんだんと秋も深まってきました。


最後までご覧いただきありがとうございました。うちの子供たちの七五三というとずっと昔のことですが、どこかに仕舞った写真を見てみたくなりました。

ギャラリー

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