鎌倉・光明寺~十夜法要・稚児礼賛舞(2018年)~
- 2018.10.18
10月12日(金)より10月15日(月)にかけて、鎌倉・光明寺では伝統の「十夜法要」が営まれました。その中の行事の一つとして、13日・14日の「初夜法要」のあと「仏讃歌」にあわせてお稚児さんが舞を奉納する「稚児礼賛舞」が行われました。 2018年10月14日の稚児礼賛舞の模様は、以下の動画をご覧ください。 https://youtu.be/fRA5HBP43ho なお、今年の「十夜法要」全体の日程 […]
神に抱かれ仏と共に歩む日々…
10月12日(金)より10月15日(月)にかけて、鎌倉・光明寺では伝統の「十夜法要」が営まれました。その中の行事の一つとして、13日・14日の「初夜法要」のあと「仏讃歌」にあわせてお稚児さんが舞を奉納する「稚児礼賛舞」が行われました。 2018年10月14日の稚児礼賛舞の模様は、以下の動画をご覧ください。 https://youtu.be/fRA5HBP43ho なお、今年の「十夜法要」全体の日程 […]
10月12日(金)より10月15日(月)にかけて、鎌倉・光明寺では「十夜法要」が営まれました。 十夜法要について 応仁の乱後の戦国時代前期、光明寺第9世・観誉上人が、時の土御門天皇に浄土宗の教えをご進講したところ、明徳四年(1495年)10月に、十夜法要を行うことにつき勅許を受け、それ以来500年以上の長きにわたり光明寺以外の浄土宗の寺院でも、広く営まれています。 もともとは、陰暦10月5日から1 […]
補陀洛寺は、光明寺にほど近い材木座南部に位置します。「竜巻寺」の別称の通り創建以来幾度も竜巻の被害を受けたため、詳らかでない部分の多い寺伝ですが、サンスクリット語の「Potalaka」を中国語に音訳した「補陀洛」という寺名とも相まって、かえってエキゾチックな魅力が増してくる、どこか不思議なお寺です。寺名の元となった補陀洛山は観音菩薩が降臨するとされる伝説上の山で、インドの南端にあるとされています。 […]
安養院は、鎌倉駅東口から若宮大路を南に下り、下馬四つ角を左折しJR横須賀線の踏切を超え、大町通りを6~7分程度歩いた左手にあります。坂東三十三観音霊場の第三番札所として有名で、地元でも鎌倉三十三観音霊場の第三番札所、鎌倉二十四地蔵尊霊場の第二十四番・結願の札所でもあります。また、ゴールデンウィーク頃の境内を濃いピンク色に埋め尽くす躑躅は、鎌倉の寺社では随一と言ってよいと思います。 なお安養院のご由 […]
先日、恒例の鎌倉薪能に行って参りました。 今年は第60回ということもあり、10月5・6・7日の3日間の講演予定でしたが、初日(10月5日)の宝生流「乱(みだれ)」公演は残念ながら中止となり、実質的には例年と同じ2日間の開催となりました。 私は3日目(10月7日)の金春流「石橋(しゃっきょう)」公演を予約しておりましたので、運よく観ることができました。 鎌倉薪能とは 「薪能」は、夜間「かがり火」の中 […]
海蔵寺は、鎌倉駅西口からJR横須賀線沿いに今大路を北鎌倉方面に進んだ扇ケ谷・最奥部の谷戸にあります。元々真言宗のお寺があった現在の場所に、鎌倉幕府六代将軍・宗良親王の命により創建されましたが、鎌倉幕府滅亡の際に焼失してしまいました。その後改めて、応永元年(1394年)に、鎌倉公方重臣・上杉氏定の中興開基、心昭空外の中興開山により、今に繋がる海蔵寺が出来上がりました。現在は、「鎌倉三十三観音」「鎌倉 […]
今年(2018年)8月21日に催された鎌倉宮・例大祭の後鎮祭の様子をご紹介します。 剣舞奉納を含む後鎮祭の全体の流れは、以下の動画をご覧ください。 鎌倉宮・例祭は、護良親王のお亡くなりになった毎年8月20日に行われますが、その翌日に後鎮祭が執り行われました。前日の例祭が無事催行されたことに感謝すると共に、今後も末永くご祭神のご加護を賜るよう祈念する行事です。 境内の様子 この日は湿度も低めで、カラ […]
瑞泉寺は、鎌倉宮からさらに二階堂の奥深く入った谷戸にあり、ここを目的に訪れる方を除いては、通りすがりの観光客の目に止まることのない静かなお寺です。関東公方足利家の菩提所であった瑞泉寺は、鎌倉五山に次ぐ関東十刹の首位に位置付けられる名刹で、江戸時代には、徳川家からも庇護を受けておりました。現在は、鎌倉三十三観音・第六番札所、鎌倉二十四地蔵尊・第七番札所を勤めていらっしゃいます。また、広い境内をきちん […]
少し遅くなって恐縮ですが、今年(2018年)8月19日に催された鎌倉宮・例大祭の前夜祭の様子をご紹介します。 御神楽奉納を含む前夜祭の全体の流れは、以下の動画をご覧ください。 鎌倉宮・例祭は、護良親王のお亡くなりになった毎年8月20日に行われますが、その前日に前夜祭が執り行われ、翌日の例祭の催行をご祭神に奏上するとともに、例祭の無事を祈念する行事です。 境内の様子 この日から、祭囃子が賑やかに演奏 […]
極楽寺は、鎌倉中心部とは少し距離があるものの、江ノ電・極楽寺駅のすぐ横にあり参拝にはとても便利なお寺です。現在の稲村ケ崎小学校の敷地を中心に、かつては四十九の子院を擁する大寺であり、鎌倉でも有数の文化財の宝庫として知られています。開基は北条義時の三男・北条重時で、正元元年(1259年)に深沢の念仏系寺院を移転したことに始まりますが、北条重時の子の北条長時が伽藍を整備し、開山・忍性が文永四年(126 […]