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第60回鎌倉薪能(2018年)

  • 2018.10.09

先日、恒例の鎌倉薪能に行って参りました。 今年は第60回ということもあり、10月5・6・7日の3日間の講演予定でしたが、初日(10月5日)の宝生流「乱(みだれ)」公演は残念ながら中止となり、実質的には例年と同じ2日間の開催となりました。 私は3日目(10月7日)の金春流「石橋(しゃっきょう)」公演を予約しておりましたので、運よく観ることができました。 鎌倉薪能とは 「薪能」は、夜間「かがり火」の中 […]

鎌倉・海蔵寺◆境内散歩◆

  • 2018.10.07

海蔵寺は、鎌倉駅西口からJR横須賀線沿いに今大路を北鎌倉方面に進んだ扇ケ谷・最奥部の谷戸にあります。元々真言宗のお寺があった現在の場所に、鎌倉幕府六代将軍・宗良親王の命により創建されましたが、鎌倉幕府滅亡の際に焼失してしまいました。その後改めて、応永元年(1394年)に、鎌倉公方重臣・上杉氏定の中興開基、心昭空外の中興開山により、今に繋がる海蔵寺が出来上がりました。現在は、「鎌倉三十三観音」「鎌倉 […]

鎌倉宮~例大祭・後鎮祭2018~

  • 2018.10.05

今年(2018年)8月21日に催された鎌倉宮・例大祭の後鎮祭の様子をご紹介します。 剣舞奉納を含む後鎮祭の全体の流れは、以下の動画をご覧ください。 鎌倉宮・例祭は、護良親王のお亡くなりになった毎年8月20日に行われますが、その翌日に後鎮祭が執り行われました。前日の例祭が無事催行されたことに感謝すると共に、今後も末永くご祭神のご加護を賜るよう祈念する行事です。 境内の様子 この日は湿度も低めで、カラ […]

鎌倉・瑞泉寺◆境内散歩◆

  • 2018.10.03

瑞泉寺は、鎌倉宮からさらに二階堂の奥深く入った谷戸にあり、ここを目的に訪れる方を除いては、通りすがりの観光客の目に止まることのない静かなお寺です。関東公方足利家の菩提所であった瑞泉寺は、鎌倉五山に次ぐ関東十刹の首位に位置付けられる名刹で、江戸時代には、徳川家からも庇護を受けておりました。現在は、鎌倉三十三観音・第六番札所、鎌倉二十四地蔵尊・第七番札所を勤めていらっしゃいます。また、広い境内をきちん […]

鎌倉宮~例大祭・前夜祭2018~

  • 2018.10.01

少し遅くなって恐縮ですが、今年(2018年)8月19日に催された鎌倉宮・例大祭の前夜祭の様子をご紹介します。 御神楽奉納を含む前夜祭の全体の流れは、以下の動画をご覧ください。 鎌倉宮・例祭は、護良親王のお亡くなりになった毎年8月20日に行われますが、その前日に前夜祭が執り行われ、翌日の例祭の催行をご祭神に奏上するとともに、例祭の無事を祈念する行事です。 境内の様子 この日から、祭囃子が賑やかに演奏 […]

鎌倉・極楽寺◆境内散歩◆

  • 2018.09.30

極楽寺は、鎌倉中心部とは少し距離があるものの、江ノ電・極楽寺駅のすぐ横にあり参拝にはとても便利なお寺です。現在の稲村ケ崎小学校の敷地を中心に、かつては四十九の子院を擁する大寺であり、鎌倉でも有数の文化財の宝庫として知られています。開基は北条義時の三男・北条重時で、正元元年(1259年)に深沢の念仏系寺院を移転したことに始まりますが、北条重時の子の北条長時が伽藍を整備し、開山・忍性が文永四年(126 […]

鎌倉・蓮乗院◆境内散歩◆

  • 2018.09.28

蓮乗院は、光明寺・山門に向かって右手にあります。鎌倉三十三観音霊場の第十九番札所となっておりますので、ご朱印待ちの参拝者を見かけることが多い寺院です。同じく十八番札所の光明寺、及び蓮乗院の向かい側にある二十番札所の千手院とを続けてお参りすると観音霊場巡りも捗ると思います。元々は光明寺の僧坊で、「光明寺」開山・良忠上人が、光明寺の落成までの間、しばらく住んでいたと伝えられています。 なお蓮乗院のご由 […]

鎌倉・宝戒寺◆境内散歩◆

  • 2018.09.26

宝戒寺は、鶴岡八幡宮・三の鳥居から横大路を東に3分程進んだ正面突当りという、鶴岡八幡宮参拝と同時に立ち寄り易いところにあります。ここは元々鎌倉幕府執権・北条得宗家の屋敷があった場所で、北条氏滅亡後、その菩提を弔うために後醍醐天皇が足利尊氏に命じ宝戒寺を建立しました。以来、天台宗の戒壇院として栄え、鎌倉三十三観音霊場二番札所、鎌倉二十四地蔵菩薩霊場題一番札所、鎌倉江の島七福神(毘沙門天)札所を勤めて […]

鎌倉神楽(湯立神楽)~御霊神社・例大祭2018年~

  • 2018.09.24

9月18日は、鎌倉坂ノ下・御霊神社の例大祭でした。本殿での神事に続き催行された鎌倉神楽(湯立神楽)をご紹介します。鎌倉神楽は、今から800年くらい前に、京都・石清水八幡宮より伝わったもので、元々三十六座ほどありましたが、現在は湘南鎌倉地区のご神職有志で構成される「湯立神楽保存会」を中心に十二座が残っております。 鎌倉神楽では、神主さんが釜で沸かした湯を激しくかきまぜますが、昔はそこに立ち上る湯玉の […]

面掛行列~鎌倉坂ノ下・御霊神社~例大祭2018

  • 2018.09.22

9月18日は御霊神社例大祭でした。この日は、鎌倉武士の鑑と崇められる鎌倉権五郎景政の命日にあたります。 鎌倉神楽奉納に続く神幸祭では、鎌倉随一の奇祭として知られる面掛行列(神奈川県・無形民俗文化財)が催行されました。 面掛行列は妊娠した主役の「阿亀」から「孕みっと行列」とも云われ、鶴岡八幡宮の中秋祭に行われておりましたが、明治の神仏分離令を機に、鎌倉坂ノ下の御霊神社の例大祭の中で行われるようになり […]

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