鎌倉・大町にある八雲神社は、永保年中(1083年)に、後三年の役に参戦するため陸奥国に向かう途上の新羅三郎義光公が、悪疫に悩まされるこの地の住民を救うべく京都祇園社を勧請し、「鎌倉祇園社」として開創されました。その後も「西の京都祇園社」に対し「東の鎌倉祇園社」と呼ばれるほどの信仰を集め、室町時代には関東管領家、戦国時代には小田原北条氏、江戸時代には徳川将軍家と歴代の権力者に保護されてきましたが、明 […]
今回は、ぼたん園の寒牡丹も華やぐ睦月に鶴岡八幡宮で執り行われる祭礼・行事を、境内を彩る花々と共にご紹介します。初詣の人出でにぎわう1月の鶴岡八幡宮では、多くの祭礼・行事が目白押しです。まず元旦には、早暁に「歳旦祭(さいたんさい)」早朝に「神楽始式(かぐらはじめしき)」が執り行われます。さらに1月3日の「元始祭(げんしさい)」、1月4日の「手斧始式(ちょうなはじめしき)」及び「祭務始式」、1月5日の […]
栃木市にある坂東三十三観音霊場第十七番札所・出流山満願寺の開山は、勝道上人が日光開山に先立ち観世音菩薩のご加護を仰ぐべく今の本堂の場所に堂宇を立てて千手観音を奉安した天平神護元年(765年)で、「出流(いずる)」の名の通りこの地はまさに日光の源流・ルーツに該ります。寺伝によれば、さらに遡る天平時代に役行者小角が、現在の奥の院「観音の霊窟」を発見したのが修験道場としての出流山の始まりで、子宝に恵まれ […]
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。令和三年(2021年)の元旦は例年通り除夜の鐘を聞きながら地元の氏神様に詣でた後、一眠りしてから人込みを避けて三浦海岸近くで借りている畑にて初日の出を拝んで参りました。またその足で、三浦半島の西側相模湾岸沿いに北上し、真名瀬、森戸神社、逗子・渚橋及び逗子・亀岡八幡宮とドライブしてきました。 三浦半島・上宮田の初日の出 私が借りている […]