鎌倉・九品寺◆境内散歩◆
- 2019.02.09
鎌倉三十三観音霊場第十六番札所・内裏山霊嶽院九品寺は、鎌倉・材木座の京急バス「九品寺」停すぐ横にある浄土宗のお寺です。開基は、鎌倉幕府を滅ぼした新田義貞で、義貞が鎌倉に留まった短い期間に唯一建立した寺院です。毎年10月に執り行われる光明寺の十夜法要では、「練宿」として練行列の出発地点となっています。 なお九品寺のご由緒、ご朱印、年中行事、季節の花々、アクセス等につきましては、以下のリンクをご覧くだ […]
神に抱かれ仏と共に歩む日々…
鎌倉三十三観音霊場第十六番札所・内裏山霊嶽院九品寺は、鎌倉・材木座の京急バス「九品寺」停すぐ横にある浄土宗のお寺です。開基は、鎌倉幕府を滅ぼした新田義貞で、義貞が鎌倉に留まった短い期間に唯一建立した寺院です。毎年10月に執り行われる光明寺の十夜法要では、「練宿」として練行列の出発地点となっています。 なお九品寺のご由緒、ご朱印、年中行事、季節の花々、アクセス等につきましては、以下のリンクをご覧くだ […]
鎌倉・大船観音寺では、一般的な寺社より一足早く2月1日に節分会(正確には「節分追儺会(せつぶんついなえ)」)が催行されました。入場は、限定1000名ではありますが、全員が景品を受け取り、豆まきの後、抽選会にも参加できるというのは有難いことです。鎌倉市内の禅宗寺院は、歴史的な背景から圧倒的に臨済宗が多く、曹洞宗の寺院は 大船観音寺を含め 大船・玉縄近辺 に 僅かにあるだけです。それだけに一般市民にも […]
鎌倉市・大船にある臨済宗の古刹・粟船山(ぞくせんさん)「常楽寺」では、毎年1月25日に 「文殊祭」が執り行われます。 ここでの見所は何と言っても 大勢の職衆・僧侶による「大般若経」の転読です。小さな文殊堂の縁側にまではみ出す十数名の僧侶が、「大般若経」全十六部六百巻を、アコーディオンを奏でるように、左手から右手、右手から左手と数回移し替えることで疑似的に読経し、一巻の疑似読経を終える毎に、その巻の […]
鎌倉・宝戒寺では、年の初めの聖徳太子のご縁日に該る1月22日に、聖徳皇太子大祭が執り行われました。聖徳太子は中国から伝わるL字型の金属製大工道具「指矩(さしがね)」を日本に広めた方と云われておりまして、建築に携わる大工・鳶職は、日本中で太子講を組織して聖徳太子をお祀りしています。鎌倉でも鳶職組合、建築組合、造園組合の関係者が中心となって、聖徳皇太子大祭を盛り立てていらっしゃいます。聖徳皇太子大祭で […]
毎年1月25日は、天神様の年の初めの御縁日で、鎌倉・荏柄天神社でも「初天神祭」と、併せて「筆供養」が執り行われます。注連縄を張り巡らした祭場に据えられた銅製の梅鉢には、たくさんの古い筆が積まれており、焚き上げの準備は既に整っていました。神輿庫前の紅梅が鮮やかに咲き始める中、大きく開かれた御本殿の扉の左右には五色の幟をはためかせた大榊が立てられるなど、境内は天神様の御祭礼に相応しい厳かな空気に満たさ […]
鶴岡八幡宮では、新年の元旦から7日までの間、舞殿において「御判行事」が執り行われます。この行事には誰でも参加することができ、初穂料(千円以上)を納めますと舞殿にて玉串拝礼の後、額に御神印を押していただけます。普段、この御神印は御本殿の御神座近くに奉安されており、松の内の間のみ舞殿又は若宮に設けられた御判行事所に遷されて使用されます。 また、舞殿を退下する際には「牛王宝印(ごおうほういん)」の神符を […]
鶴岡八幡宮の「除魔神事(じょましんじ)」は、毎年1月5日に執り行われる儀式で、古くは源頼朝公が武家の事始として文治四年(1188年)正月6日に執り行った「御的始(おまとはじめ)」に遡ることができます。 「除魔神事」では、下拝殿(舞殿)の西側に特設会場が設けられ、下拝殿での神事を終えた後「蟇目の儀(ひきめのぎ)」及び「大的式(おおまとしき)」が執り行われます。「蟇目の儀」では、長さ15cmほどの紡錘 […]
鶴岡八幡宮では、小正月(1月15日)に左義長神事が執り行われます。左義長神事は、全国で広く行われている正月行事で、年の始めに穢れを祓い「歳徳神(とんど様)」にその年の豊作をお祈りする火祭りです。一般には「とんど焼き」「さいと焼き」と呼ばれています。鶴岡八幡宮では、青竹を円錐形に組み上げて、内部に正月に飾った注連縄・角松や縁起物等を積んだ高さ3mを超える二体の「さいと」に、斎主が神事の後に着火し焚き […]
鎌倉・鶴岡八幡宮の「手斧始式(ちょうなはじめしき)」は、1191年(建久二年)3月の鎌倉大火で焼失した鶴岡八幡宮の再造営に際して、海上輸送されてきた用材を由比ヶ浜に引き揚げた後、「木遣唄(きやりうた)」にのせて境内まで運び製材・加工した一連の工程を様式化したものとされ、鎌倉の建築業界全体の仕事始めという意味を込めて毎年1月4日に奉納されます。「手斧始式」の中では鎌倉時代に使われていた大工道具(手斧 […]
1月11日に催された鎌倉・材木座の漁業に携わる方々のお祭り「汐まつり」において「潮神楽」が執り行われました。晴れ渡った空の下、南正面には相模湾が青々と広がり、稲村ヶ崎の向こうに雪を頂く富士が浮かぶ絶好の舞台で奉納される「鎌倉神楽」には格別の爽やかさがあります。また、普段神社の拝殿内で行われる神事もしっかりと目にすることができ、とても勉強になりました。 ◆鎌倉神楽◆ 鎌倉神楽は、今から800年くらい […]