鎌倉・荏柄天神社~針供養(2019年)

鎌倉・荏柄天神社~針供養(2019年)

荏柄天神社の針供養は、毎年2月8日に執り行われます。 日頃、固い布をものともせず一所懸命に働いてくれる針をねぎらう意味で、仕事や家事で縫物をなさる皆さんが持ち寄った縫い針・待ち針 を柔らかな豆腐に刺して供養する行事です。10:30からの神事に参列した皆さんは拝殿の中の豆腐に、一般の参拝者は神事終了後、拝殿の前に置かれた豆腐に夫々針を刺していきます。

◆2021年・荏柄天神社・針供養の予定◆

開始日時 2021年2月8日 10時30分(15時まで)
場所 拝殿前

神事

斎主が拝殿に入り神事が始まります。

神事に参列の皆さんが針を刺した拝殿内の 豆腐です。

斎主が退下します。

境内の様子

綺麗な紅梅・白梅が大分咲いてきました。

三椏(みつまた)も、もう少しすれば咲いてくれます。

境内には、沢山の参拝客がお見えです。

甘酒が販売されていました。私も一杯頂きました。

白梅をアップで。

神事を終えるまで、拝殿の前の「案」には豆腐が置かれていません。

神事が終わり、真白い大きな豆腐が置かれ、いよいよ一般の参拝客も針を刺します。

紅梅・白梅ギャラリー

「飛び梅伝説」でも知られるように、天神様と梅は、切っても切れない関係にあります。これから荏柄天神の梅は見ごろとなります。

◆飛び梅伝説

荏柄天神社の御祭神・菅原道真公は、大宰府へ左遷されることとなった際に、長く可愛がってきた屋敷の「梅」「桜」「松」との別れを惜しんで歌を詠みました(私の頃は教科書にも出て来たほど有名な歌です)。
「東風吹かば にほひをこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな」
これら三本の木のうち、桜は、悲しみのあまり枯れてしまいました。松は、空を飛んで道真公を追いましたが力尽きて、現在の神戸市須磨区板宿町の「飛松岡」に根を下ろしました。最後に残った梅だけは、主人の道真公が左遷された大宰府まで飛んで行き、見事降り立つことができました。

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最後までご覧いただきありがとうございました。針供養には、こんなにたくさんの皆さんがおいでになるとは存じ上げませんでした。白い豆腐に色鮮やかな待ち針が次々に刺されて行く様を、私が 眺めていたのはほんの10分程でしたが、供養が終わる15時ごろには、いったいどれだけ沢山刺されていたのでしょう???