鶴岡八幡宮~大祓(2018年・大晦日)~
- 2019.01.04
- 年中行事
鶴岡八幡宮では、昨年の大晦日に「大祓(おおはらえ)」が執り行われました。「大祓」は、日常生活の中で知らず知らずのうちに纏わりついた罪穢(つみけがれ)を祓い清める行事で、鶴岡八幡宮では6月30日と12月31日の二回行われます。
まず、参列者は神職と共に「大祓詞(おおはらいことば)」を唱え、続いて小さく刻んだ麻と正方形に小さく切った紙片「切麻(きりくさ)」を身に振りかけます。さらに、紙を人の形に切り抜いた形代(かたしろ)に息を吹きかけ身体を撫でたものを、神職が集めて、櫃に納めます。
大祓の様子は、以下の動画をご覧ください。
大祓前の境内の様子
三ノ鳥居前には「大祓」の案内が掲げられています。併せてこの日行われる「神札焼納祭」「除夜祭」の案内もあります。

正月の予定も掲示されていました。

境内は、こんな感じ。これから除夜の鐘にかけて、次第に混雑してきます。


源氏池には、カモ、ユリカモメ、ハトがたくさんいました。足輪が取り付けられたユリカモメもいます。



柳原神池には、まだ紅葉が残っています。

大祓式の会場は、このように設営されていました。


大祓申込み
午前の部は結構な参列者数で、西ノ鳥居に向けて列が伸びます。一部の人は午後の部にまわりました。

申込書記入所です。

大祓申込所です。

大祓の一回当たりの参列者は、これくらいの人数です。

大祓
ご神職が、社務所前から大祓会場に進み、整列します。





「切麻(きりくさ)」と「形代(かたしろ)」が参列者に配布されます。


神職・参列者が共に「大祓詞(おほはらへことば)」を奏上します。




切麻を三回に分けて、身に振り掛けます。


ご神職が、形代を集め、櫃に納めます。

ご神職が、参列者等のお祓いをします。

ご神職が退出されます。背中側に茅の輪を挟んでいるのが分かります。



参列者は「直会所」で御神酒をいただきます。



希望者には、茅の輪守(500円)が頒布されます。



最後までご覧いただきありがとうございました。今回は、年をまたいでの紹介で恐縮でしたが、今後は、正月の行事を順にご紹介する予定です。
ギャラリー
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