鎌倉・五所神社~例大祭(乱材祭)~海上渡御・天王唄
- 2018.07.29
- お祭り
この年の五所神社の例大祭:乱材祭(みざいまつり)は生憎の雨で、観客には少しハードな一日でしたが、どちらにしろ海に入ってずぶ濡れになる担ぎ手の皆さんは「どっこいどっこい」の掛け声も盛んに益々パワー全開でした。「木遣り唄」「天王唄」を交えた勇壮で賑やかな神輿お渡りの雰囲気は、以下のYOUTUBE動画にまとめましたのでどうぞご覧ください。
2019年例大祭<日程>
6月8日(土) 17:00~ こどもフェスティバル
18:00~ 見目明神祭
18:30~ 御神輿渡御
6月9日(日) 10:00~ 例大祭式典
11:00~ 町内お渡り
15:00~ 海上渡御
17:00~ ふれあいまつり
6月11日(火) 10:00~ 三ツ目神楽
なお2019年の五所神社・乱材祭の記事は、以下のリンクをご覧ください。
五所神社は、明治になって旧「乱橋(みだればし)村」と旧「材木座村」が合併し「西鎌倉村大字乱橋材木座」となった後、明治41年(1908年)に、地元の神社五社(三島神社、諏訪神社、八雲神社、金比羅宮、見目(みるめ)明神)が合併して成立したものです。
こうした経緯から、神輿も下表のように旧「諏訪神社」由来の一号、旧「見目明神」由来の二号三号の、計三基が現存し、うち一号と二号が海上渡御を行います。
一号神輿 | 二号神輿 | 三号神輿 | |
由来 | 旧・諏訪神社 | 旧・見目明神 | 旧・見目明神 |
作者 | 大工:吉川勘右ヱ門 仏師:後藤斎宮 |
同左 | 同左 |
制作年 | 江戸時代末期 | 弘化四年 (1847年) |
同左 |
最終補修年 | 昭和三十年 (1955年) |
平成四年 (1992年) |
昭和三十一年 (1956年) |
屋根飾り(天頂) | 鳳凰(当初は八咫烏であったらしい) | 鳳凰 | 蓮花(当初は鳳凰であったらしい) |
屋根紋 | 梶の葉紋三ツ盛 | 輪宝紋三ツ盛 | 同左 |
一号神輿
二号神輿
三号神輿「天王唄」と共に
お祭が始まる前に、五所神社にお参り。鳥居には祭礼の提灯が掲げられていました。
五所神社鳥居
お神輿のお渡りルートを回りますと、いろいろな御旅所や御神酒所が設営されていました。
子供神輿御旅所
天王唄保存会御神酒所
材木座囃子連中御神酒所
五所和賀会御神酒所
材木座囃子連中の屋台がお神輿を先導して、とても賑やかでした。お子さんもたくさん参加していました。
材木座囃子連中
引き回し屋台
車載屋台
屋台回し
八百信商店前で、「木遣り唄」と共に一号神輿と二号神輿が勇壮に「二台練り」です。
八百信商店前「二台練り」
お神輿は九品寺を経て光明寺・総門前に進み、海上渡御に備えて、神輿三基が一列に並んでの法要が執り行われました。
光明寺総門前・一号二号練り
光明寺総門前・神輿三基整列
光明寺総門前法要
光明寺での法要を終えたお神輿三基は、小町大路南突き当りの134号線下の通路を潜って、材木座海岸に出て、お祓いを受けます。
材木座海岸に向かう一号・二号・三号神輿
一号神輿・海岸通路へ
二号神輿・海岸通路へ
三号神輿・海岸通路へ
一号・二号神輿・材木座海岸並び練り
材木座海岸・海上渡御前の神事
いよいよ海上渡御です。一号・二号神輿が担ぎ上げられ、海に入っていきます。
海上渡御・一号・二号神輿担ぎ上げ
海上渡御・一号神輿入水
海上渡御・一号神輿沖へ
海上渡御・二号神輿入水
海上渡御・二号神輿沖へ
一号・二号神輿が、海上で時計回りにぐるぐると練り回ります。
海上渡御・練り回し(その1)
海上渡御・練り回し(その2)
海岸にお神輿が帰ってきます。
海上渡御・一号神輿上陸
海上渡御・二号神輿上陸
一号・二号・三号神輿が、揃って五所神社に還御します。
一号・二号神輿五所神社へ
三号神輿・五所神社へ
五所神社参道入口
二号神輿・鳥居前
一号神輿還御・遠景
一号神輿・還御
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