鎌倉・葛原岡神社~例大祭(2019年)~その2・本祭・神輿渡御(前半)

鎌倉・葛原岡神社~例大祭(2019年)~その2・本祭・神輿渡御(前半)

鎌倉・葛原岡神社の例大祭では、前日の宵宮祭(よいみやさい)に引き続き、由比ヶ浜通りを中心に本祭の神輿渡御が執り行われました。神輿渡御は、笹目歯科医院の駐車場を起点に、途中に由比ヶ浜公会堂・ホテルわかみや・割烹旅館かいひん荘鎌倉・福祉センターを経由して、再び由比ヶ浜公会堂に戻り終点とするコースで行われます。今回は、その前半として起点の笹目歯科医院から経由地の由比ヶ浜公会堂までの区間をご紹介します。

鎌倉・葛原岡神社の例大祭(2019年)につきましては、以下のリンクもご覧ください。
⇒「鎌倉・葛原岡神社~例大祭(2019年)~その1・宵宮祭」へ
⇒「鎌倉・葛原岡神社~例大祭(2019年)~その3・本祭・神輿渡御(後半)」へ

例大祭の日取り

令和元年(2019年)の例大祭では、葛原岡神社本殿での「神前祭」と、日野俊基卿墓前での「墓前祭」は6月3日(月)の11:00より執り行われ、それに先立つ6月1日(土)に「宵宮祭」 、6月2日(日)に 「本祭・神輿渡御」が、鎌倉・由比ヶ浜通りを中心に催されました。

葛原岡神社の様子

本祭の朝の葛原岡神社は、祭の喧噪を感じさせないとても落ち着いた雰囲気でした。早くも睡蓮が花を咲かせます。

ご本殿
睡蓮

御神輿が運び出されたあとの神輿蔵です。近くのあじさいはこれからが本番です。

お囃子の皆さんが、音合わせをしていました。参道には二色のつつじが咲いていました。

二色のつつじ

御神体出御

社務所脇に、行列参加者が集まり、銭洗弁財天駐車場まで、源氏山を下って行きます。軽自動車の屋台を先頭に、太鼓、榊の大麻(おおぬさ)を手にした神主、神札と榊の籠、御神体が収められた唐櫃などが続きます。

太鼓
神札と榊の入った籠
御神体の収められた唐櫃

子供神輿渡御

銭洗弁財天駐車場から由比ヶ浜通り・笹目のローソン駐車場まで、御神体の行列に由比ヶ浜の子供神輿が加わり渡御します。この区間の担ぎ手は、佐助子ども会のお子さん達となります。

銭洗弁財天駐車場で、子供神輿を御祓いし、出発です。

行列は、銭洗弁財天駐車場から、休憩場所の佐助自治会館に向かいます。

途中、沿道の住民の方がお願いすると、その場で御祓いを受けた上で、神札を頒布していただけます。

佐助一丁目交差点を渡り、しばらくすると佐助自治会館に到着。ここで少々休憩します。

ホタルブクロ
佐助自治会館
道端のモンシロチョウ

由比ヶ浜の子供神輿が、由比ヶ浜通り・笹目のローソン駐車場に元気よく到着です。

出御祭・笹目歯科医院駐車場

神輿渡御のコースは、こちらのようになっています。この記事では「笹目歯科医院駐車場」から「由比ヶ浜公会堂」までの区間をご紹介します。

笹目歯科医院前の駐車場で出番待ちの葛原岡神社の御神輿二基です。向かって左手が前日の宵宮祭では万灯神輿になった小神輿、右手が大神輿となります。

二基の御神輿
小神輿
大神輿

中央奥に小さく写る神主さんによる修祓です。大勢の参加者が低頭します。

御神輿が出御します。

由比ヶ浜通・御渡り

時折、大小二基の御神輿が練合わせしながら、由比ヶ浜通りを進んでいきます。

華やかな袴・脚絆で身を固め、足袋に草履を履き、花笠を背にした手古舞の子供たちが、手に錫杖を持って囃子屋台を先導します。 その後ろに子供神輿が続きます。行列の殿(しんがり)は、軽トラ屋台です。

行列は、さらに進んで由比ヶ浜中央駐車場で一本締め。一休みです。

由比ヶ浜中央駐車場を出た行列からは小神輿が離脱し、由比ヶ浜公会堂にて待機。

行列には、6月3日の神前歳・墓前祭で斎主をお務めになる鎌倉宮宮司と御神楽を奉納する巫女が加わり、下馬四つ角に進みます。

下馬四つ角から若宮大路へ

行列は、下馬四つ角を右折し若宮大路に入ります。

若宮大路から琵琶小路へ

若宮大路を南に下った行列は、琵琶小路を右折し、由比ヶ浜公会堂に向かいます。

由比ヶ浜公会堂前で休憩

行列は、由比ヶ浜公会堂前で一休み。御神酒も少し入ります。

最後までご覧いただきありがとうございました。ここより先は、例大祭の本祭・神輿渡御(後半)に続きます。