鶴岡八幡宮~菖蒲祭(しょうぶさい)2019年・前半~御神楽奉納・敬老会
- 2019.05.20
- 年中行事
鶴岡八幡宮の「菖蒲祭(しょうぶさい)」は、端午の節句の五月五日に、氏子崇敬者の無病息災と延命長寿を祈願して執り行われます。昭和20年までは、尚武の国・日本の男子の節句であることから「尚武祭」とされていました。舞殿では神事が執り行われ、巫女さん二名による御神楽が奉納されました。また、 この日は「敬老会」も併せて開催され、「菖蒲祭」に参列された皆さんは、御神楽が終わった後に大石段下で記念撮影をなさってました。 なお記念撮影の後、舞殿では「東京楽所(とうきょうがくそ)」による舞楽が奉納されましたが、こちらは「鶴岡八幡宮~菖蒲祭(しょうぶさい)2019年・後半~舞楽奉納~」として別途投稿します。
◆2021年・鶴岡八幡宮・菖蒲祭の予定◆
開始日時 | 2021年5月5日 13時 |
場所 | 下拝殿(舞殿) |
境内の様子
この日は五月五日端午の節句らしい好天に恵まれ、気温も上昇しましたので、 半そでの参拝者の姿が目立ちました。三ノ鳥居脇には「菖蒲祭」と掲げられています。
旗上弁財天の緑は涼やかで、木陰の下は気持ちよさそうでした。
社務所前には、大きな日章旗が掲げられていました。
「令和」対応のための臨時のご朱印所には、この日も多くの参拝者がおみえでした。
この日は「菖蒲祭」にあわせて「敬老会」が催されていました。「敬老の日」は9月なのですが、鶴岡八幡宮の例大祭と重なり慌ただしいことから、子供達にはお年寄りへの子供達の敬慕の気持ちを忘れずにいて欲しいとの思いを重ねて、余裕のある端午の節句に、毎年催されています。受付で参列証を提示しますと、80歳以上の方は「はと杖」や「お守り」を頂けます(90歳以上の方には「緋座布団」もプラス)。
舞殿の様子
舞殿では、菖蒲祭の準備が整っています。正面の「案」中央の御神酒の入った瓶子の栓には、立派な菖蒲が飾られています。
敬老会にご参加の皆さんはテント席にご着席です。また、大石段の参拝者の列は西側に寄せられ、上りのみの一方通行となりました。
「菖蒲祭」神事
社務所前・祓戸(はらえど)
社務所前に整列した御神職は、祓戸に進み身を清めます。
祝詞奏上まで
斎主以下が舞殿に上り神事を進めます。通常ですと中央に置かれた瓶子の蓋を外す動作で「献饌」を表現しますが、菖蒲祭では、菖蒲が飾られていますので、向かって右端の「高坏」に置かれた「水器」の蓋を外すことで「献饌」とします。続いて斎主により祝詞が奏上されます。
御神楽奉納
巫女二名により、御神楽が奉納されます。
玉串拝礼以下
神事は玉串拝礼 、撤饌、斎主一拝と続きます。
敬老会
菖蒲祭を終え舞殿を退下した斎主(今回は宮司がお務めです)は、参列なさった皆さんにご挨拶なさいます。続いて大石段下にて全員で集合写真を撮影します。
最後までご覧いただきありがとうございました。この後、舞殿にて奉納された「舞楽」の模様は、次回の記事でご紹介します。
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