常栄寺・ぼたもち供養(龍口法難会)

常栄寺・ぼたもち供養(龍口法難会)
9月12日に行われた鎌倉・常栄寺(ぼたもち寺)の「ぼたもち供養(龍口法難会)」に行って参りました。日蓮上人が、鎌倉幕府の刑吏に曳かれて龍口の刑場に向かう途中、「浅敷の尼」が、牡丹餅を捧げたとの伝承にちなんで、毎年9月12日にとり行われています。

大町通りから常栄寺の参道の様子です。

妙本寺の総門横にも提灯が掲げられていました。

山門の両脇には「常栄寺」の提灯と「高祖日蓮大菩薩」と書かれた奉納幡が掲げられています。

ご本堂では、檀家の皆さんが集まり法難会のご法要が丁度とりおこなわれているところでした。

いつもは静かな寺務所も人の出入りがあります。

寺務所前のテントで、牡丹餅とお茶を接待していただきました。

山門の左わきは、「花虎の尾」がたくさん咲いていました。とても美しい透き通るような薄紫でした。

「ミカドアゲハ」も「花虎の尾」に止まっています。

常栄寺で頂いたのと同じ鎌倉「大くに」の牡丹餅「頚つぎ餅」をお土産にしました。砂糖を控え黒胡麻の風味を前面に出した素朴な味わいながらも、きちんとした和菓子として仕上がっています(龍口寺で撒かれる牡丹餅とは全く違います)。

最後までご覧いただきありがとうございました。
この日の午後は、龍口寺の龍口法難会にも行って参りましたので、別の記事でご紹介しようと思います。