横須賀・東漸寺

山号・寺名 松得山(しょうとくざん)・長嶋院・東漸寺(とうぜんじ)
宗派 浄土宗
ご本尊 阿弥陀如来
創建 平安末期
開山:性真和尚 開基:長嶋義秀(三浦義季)
開門時間 定めなし
拝観料 境内無料
札所 鎌倉二十四地蔵尊霊場第19番札所

東漸寺の魅力

◎源頼朝ゆかりの鎌倉・旧松源寺より伝わる鎌倉二十四地蔵尊のひとつ「日金地蔵」

◎鎌倉武士の屋敷跡らしく攻むるに難い高台の見晴らしの良い境内

◎鎌倉市内の観光寺院の慌ただしさから一歩抜け出した地元に根付く落ち着いた佇まい

巡礼雑記

2018年11月3日 東漸寺◆境内散歩~日金地蔵尊 ⇒投稿記事へ
 「東漸寺」という名のお寺は、意外とたくさんあるのをご存じでしょうか?今回ご案内する横須賀・ 東漸寺の周辺でも、鎌倉・腰越には龍口寺輪番八ヶ寺の一つ龍口山・東漸寺(日蓮宗)、横浜・杉田には霊桐山・東漸寺(臨済宗)、横浜市内だけでもさらに三ケ寺(中区・鶴見区・都筑区)あります。実は「東漸 」というのは、中国系の仏教語で、大乗仏教がインドから次第に東の方に伝播していく様を表す言葉です。仏教の東の終着点である日本の寺院にふさわしいネーミングですので国内各地に点在しますが、日本仏教の中心地である京都・奈良から見てさらに東方に位置する関東に特に多い寺名です。

ご由緒

横須賀市武にある松得山長嶋院東漸寺は、開山を性真和尚とし、源頼朝の石橋山挙兵に応じ衣笠城で奮戦した三浦義明の五男・義秀を開基とする浄土宗のお寺です。仁治元年(1240年)に義秀は、仏門に入り、その邸宅跡に寺を建立し、正室の法名「東漸院信誉仰秋」より東漸寺と名付けたそうです。ご本尊の阿弥陀如来に向って右手には日金地蔵が祀られ、鎌倉二十四地蔵尊霊場の中で唯一鎌倉市外に位置する札所となっています。

ご朱印

鎌倉二十四地蔵尊霊場第十九番札所

年中行事

調査中  

季節の花々

アクセス

住所 〒238-0313 横須賀市武2-12-13
電話・FAX Tel:046-856-0221 Fax:-
URL

【公共交通機関】
JR横須賀線「衣笠駅」付近・京急バス「衣笠十字路」停より三崎口方面「南武入口」停下車。徒歩3分。
【車】
横浜横須賀道路「衣笠IC」より三崎街道を林交差点方面・約10分。
駐車場有(数十台)。