鎌倉・来迎寺(材木座)
山号・寺名 | 隋我山(ずいがざん)・来迎寺 |
宗派 | 時宗藤沢清浄光寺(遊行寺)末 |
ご本尊 | 阿弥陀三尊 |
創建 | 建久五年(1194年)に真言宗能蔵寺として創建 改宗開山:音阿上人 |
開門時間 | 9:30~16:30 |
拝観料 | 無料 |
札所 | 鎌倉三十三観音霊場第14番札所 |
※写真をクリックすると拡大します。
来迎寺の魅力
◎宗派が変わろうとも火災に遭おうとも八百年以上守り続けられてきた三浦義明公とその眷属のお墓
◎東京国立博物館にも展示されたことのある鎌倉市指定文化財の御本尊「阿弥陀如来三尊像」
巡礼雑記
2018年12月12日 来迎寺◆境内散歩◆ ⇒投稿記事へ
隋我山来迎寺は、材木座の住宅地に入り込んだ少しわかりにくい場所にあります。まず大町四つ角から小町大路を南に200mほど進んだ右手にある向福寺をやり過し、直ぐ左の五所神社参道に入り、さらに突当りを五所神社の鳥居を見ながら左折して50mほど行くと来迎寺の寺銘碑が見えます。現在の来迎寺は、時宗・総本山遊行寺の末寺ですが、源頼朝が、平家打倒の挙兵を助けた三浦義明の霊を弔うため、建久五年(1194年)に建立した真言宗能蔵寺が前身となります。なお鎌倉には西御門に満光山来迎寺があり、こちらも同じく遊行寺の末寺となっており混乱しがちですので、タクシーで移動する際には注意しましょう。
ご由緒
時宗来迎寺の開基は、建久五年(1194年)源頼朝が鎌倉幕府を開く際の礎となった三浦大介義明の霊を弔うため真言宗能蔵寺を建立した時に始まり、能蔵寺の名は、付近の地名としてその後も残りましたが、開山上人の名は伝わっておりません。頼朝が没した後、音阿上人により時宗・隋我山来迎寺と改められましたが、その年代は不詳です。ご本堂に安置されている本尊の阿弥陀如来は三浦義明の守護仏として伝えられ、現在は鎌倉市の指定文化財となっており、鎌倉三十三観音霊場の札所本尊の子育観音も共に安置されています。
ご詠歌
たちいにも 念仏のこえ 尋ねつつ 向かうる慈悲の 深き御仏
ご朱印
鎌倉三十三観音霊場第十四番札所 |
年中行事
調査中 |
季節の花々
春 | ミモザ |
夏 | 百日紅 |
秋 | 芙蓉、タマスダレ、萩 |
冬 | - |
アクセス
住所 | 〒248-0013 鎌倉市材木座2-9-19 |
電話・FAX | Tel:0467-22-4547 Fax:ー |
URL | ー |
【公共交通機関】
JR横須賀線「鎌倉駅」より京急バス九品寺方面「五所神社」停下車。徒歩5分。
【車】
横浜横須賀道路「逗子IC」より逗葉新道に入り長柄交差点を右折。そのまま逗子池田通りを抜け池田通交差点を左折。新小坪トンネル等をくぐりそのまま「水道路」を直進し、水道路交差点を左折。京急バス「五所神社」停の左側の五所神社参道に入り、さらに突当りを五所神社の鳥居を見ながら左折して50m程。
駐車場有。