鎌倉・光明寺~十夜法要・雅楽奉奏(2018年)~
- 2018.10.26
10月12日(金)より10月15日(月)にかけて、鎌倉・光明寺では伝統の「十夜法要」が営まれ、内13日・14日には「稚児礼賛舞」に引き続き光明寺雅楽会による「雅楽奉奏」が行われました。演目は「賀殿急(かでんのきゅう)」と「胡飲酒破(こんじゅのは)」でした。来年の十夜法要が終わった後から「大殿」の改修工事が始まるとのことで、再来年以降しばらく「雅楽奉奏」は「開山堂」で行われることになります。 201 […]
10月12日(金)より10月15日(月)にかけて、鎌倉・光明寺では伝統の「十夜法要」が営まれ、内13日・14日には「稚児礼賛舞」に引き続き光明寺雅楽会による「雅楽奉奏」が行われました。演目は「賀殿急(かでんのきゅう)」と「胡飲酒破(こんじゅのは)」でした。来年の十夜法要が終わった後から「大殿」の改修工事が始まるとのことで、再来年以降しばらく「雅楽奉奏」は「開山堂」で行われることになります。 201 […]
別願寺は、下馬四つ角から大町通りを逗子方面に進んで安養院の少し手前にあります。コンパクトな境内ですが、鎌倉三十三観音霊場の第十三番札所として知られています。室町時代には鎌倉公方代々の帰依を受け、また後に徳川家康から寺領を寄進されるなど寺勢を誇りました。観音霊場札所のご本尊は、霊場で唯一の「魚籃観音」です。 なお別願寺のご由緒、ご朱印、年中行事、季節の花々、アクセス等につきましては、以下のリンクをご […]
浄光明寺は、鎌倉駅西口からJR横須賀線沿いに今大路を北鎌倉方面に進み、JR横須賀線・寿福寺踏切を渡った先の泉ヶ谷と呼ばれる谷戸にあります。真言宗・泉涌寺派の準別格本山として高い寺格を誇り、創建以来、北条得宗家、足利将軍家、鎌倉公方等その時代毎の有力者の保護を受け、重厚な歴史を積み重ねてきました。また重要文化財「木造阿弥陀三尊像」を始めとした多くの文化財を所蔵していることでも知られています。現在では […]
千手院は、光明寺・山門に向かって左手にあります。鎌倉三十三観音霊場の第二十番札所として、地元・鎌倉の寺社巡りがお好きな方々にはお馴染みの寺院です。鎌倉三十三観音霊場のご朱印を頂く際には、同じく十八番札所の光明寺、及び向かい側にある十九番札所の蓮乗院とを続けてお参りする方が多いと思います。元々は光明寺の僧坊で、光明寺が徳川家康が定めた関東十八檀林の筆頭だった江戸時代には「専修院」と称し浄土宗の修行道 […]
10月12日(金)より10月15日(月)にかけて、鎌倉・光明寺では伝統の「十夜法要」が営まれました。その中の行事の一つとして、13日・14日の「初夜法要」のあと「仏讃歌」にあわせてお稚児さんが舞を奉納する「稚児礼賛舞」が行われました。 2018年10月14日の稚児礼賛舞の模様は、以下の動画をご覧ください。 https://youtu.be/fRA5HBP43ho なお、今年の「十夜法要」全体の日程 […]
10月12日(金)より10月15日(月)にかけて、鎌倉・光明寺では「十夜法要」が営まれました。 十夜法要について 応仁の乱後の戦国時代前期、光明寺第9世・観誉上人が、時の土御門天皇に浄土宗の教えをご進講したところ、明徳四年(1495年)10月に、十夜法要を行うことにつき勅許を受け、それ以来500年以上の長きにわたり光明寺以外の浄土宗の寺院でも、広く営まれています。 もともとは、陰暦10月5日から1 […]
補陀洛寺は、光明寺にほど近い材木座南部に位置します。「竜巻寺」の別称の通り創建以来幾度も竜巻の被害を受けたため、詳らかでない部分の多い寺伝ですが、サンスクリット語の「Potalaka」を中国語に音訳した「補陀洛」という寺名とも相まって、かえってエキゾチックな魅力が増してくる、どこか不思議なお寺です。寺名の元となった補陀洛山は観音菩薩が降臨するとされる伝説上の山で、インドの南端にあるとされています。 […]
安養院は、鎌倉駅東口から若宮大路を南に下り、下馬四つ角を左折しJR横須賀線の踏切を超え、大町通りを6~7分程度歩いた左手にあります。坂東三十三観音霊場の第三番札所として有名で、地元でも鎌倉三十三観音霊場の第三番札所、鎌倉二十四地蔵尊霊場の第二十四番・結願の札所でもあります。また、ゴールデンウィーク頃の境内を濃いピンク色に埋め尽くす躑躅は、鎌倉の寺社では随一と言ってよいと思います。 なお安養院のご由 […]
先日、恒例の鎌倉薪能に行って参りました。 今年は第60回ということもあり、10月5・6・7日の3日間の講演予定でしたが、初日(10月5日)の宝生流「乱(みだれ)」公演は残念ながら中止となり、実質的には例年と同じ2日間の開催となりました。 私は3日目(10月7日)の金春流「石橋(しゃっきょう)」公演を予約しておりましたので、運よく観ることができました。 鎌倉薪能とは 「薪能」は、夜間「かがり火」の中 […]
海蔵寺は、鎌倉駅西口からJR横須賀線沿いに今大路を北鎌倉方面に進んだ扇ケ谷・最奥部の谷戸にあります。元々真言宗のお寺があった現在の場所に、鎌倉幕府六代将軍・宗良親王の命により創建されましたが、鎌倉幕府滅亡の際に焼失してしまいました。その後改めて、応永元年(1394年)に、鎌倉公方重臣・上杉氏定の中興開基、心昭空外の中興開山により、今に繋がる海蔵寺が出来上がりました。現在は、「鎌倉三十三観音」「鎌倉 […]