鎌倉・妙本寺

山号・寺名 長興山(ちょうこうざん)・妙本寺(みょうほんじ)
宗派 日蓮宗(霊跡本山に相当)
ご本尊 三宝尊
創建 文応元年(1260年)
開山:日蓮聖人 開基:比企能本
開門時間 9:00~17:00(寺務所が開いている時間帯)
拝観料 志納
札所 なし

妙本寺の魅力

◎お参りの度に表情を変える祖師堂と二天門の四季

◎日蓮上人から日朗上人へと続く日蓮宗本流・霊跡本山の重み

◎境内の随所に刻み込まれた比企氏滅亡の歴史

巡礼雑記

2020年1月31日 鎌倉・妙本寺◆境内散歩◆ ⇒投稿記事へ
鎌倉駅の南東に位置する比企ケ谷に建つ長興山妙本寺は、日蓮宗の霊跡本山です。近辺では藤沢・龍口寺と並ぶ高い格式を誇り、日蓮六老僧の一人・日朗門下の中核寺院の一つとして、その貫主は第二次世界大戦直後まで大本山・池上本門寺の貫主が兼任(「両山一首」と呼ぶ)し 、江戸時代までは多くの塔頭を抱えていました。また妙本寺の旧末寺には何十もの寺院が名を連ね、鎌倉・逗子近辺では安国論寺・常栄寺・大巧寺・本興寺・妙長寺・法性寺といった著名寺院が含まれていました。比企ケ谷には、かつて源頼家の外戚として源家と深い関係を築きながら北条氏との権力争いに敗れ滅亡した比企能員(ひきよしかず)の屋敷(「小御所」と云う)があり、能員の末子・能本(よしもと) が許され鎌倉に戻った後、日蓮に帰依しその屋敷を献上したことが妙本寺の始まりとされています。こうした背景から、比企一族の菩提を弔う意味で山号を比企能本の父・能員の法号「長興」、寺名は母の法号「妙本」としました。木々に囲まれた広い境内は、春の海棠、夏の青葉、秋の紅葉、冬の薄雪と、四季折々の装いも新たに私たちを迎えてくれます。

ご由緒

境内図

ご朱印

妙本寺御首題 慈眼視衆生

年中行事

1月2日 蛇苦止大明神正月大祭(年間祈祷会)
2月15日 釈尊涅槃会
3月彼岸中日 春季彼岸会中日法要
4月8日 花祭り(釈尊降誕会)
4月13日 千部会
5月1日 蛇苦止大明神五月大祭
8月7日 盂蘭盆大施餓鬼会
9月1日 蛇苦止大明神九月大祭
9月12日 龍口法難会特別開帳
9月13日 御会式
9月彼岸中日 秋季彼岸会中日法要
12月31日 除夜の鐘

季節の花々

桜、水仙、つつじ、海棠
百日紅、紫陽花、芙蓉、蓮
紅葉、椿

アクセス

住所 〒248-0007 神奈川県鎌倉市大町1-15-1
電話・FAX Tel:0467-22-0777 Fax:-
URL http://www.myohonji.or.jp/