鎌倉・光明寺~十夜法要・練行列(2018年)~

鎌倉・光明寺~十夜法要・練行列(2018年)~

10月12日(金)より10月15日(月)にかけて、鎌倉・光明寺では「十夜法要」が営まれました。

十夜法要について

応仁の乱後の戦国時代前期、光明寺第9世・観誉上人が、時の土御門天皇に浄土宗の教えをご進講したところ、明徳四年(1495年)10月に、十夜法要を行うことにつき勅許を受け、それ以来500年以上の長きにわたり光明寺以外の浄土宗の寺院でも、広く営まれています。
もともとは、陰暦10月5日から15日朝にかけて10昼夜の間、絶えず念仏を唱えていたため「十夜」と呼ばれていますが、現在では10月12日(金)より10月15日(月)の足かけ4日間に短縮されて執り行われています。
今年の日程は次の様になっておりました。

練行列について

日中法要の唱導師が、多くの職衆(しきしゅう)、楽人、詠唱講中、稚児等を引き連れて「練宿」とされている九品寺より、ご本堂「大殿」まで練り歩く行事です。
2018年10月14日の練行列の模様は、以下の動画をご覧ください。
https://youtu.be/uJWxMBO25Ng

練行列の模様

集合

「練宿」とされている九品寺では、練行列に参加する皆さんをお迎えする準備が整っています。


練行列に参加する皆さんが、次々にお見えになります。


出発

九品寺の山門前を順に出発していきます。


小町大路

行列は、このような順に進みました。
まずは奉納幡です。

続いて光明寺雅楽会の皆さん。

お稚児さんです。

詠唱講の皆さん。

カラスを模した烏帽子を被った職衆の僧侶が続きます。

赤い傘の下が、唱導師の平野仁司上人です。

光明寺・大殿前

奉納幡が境内を進んできます。

職衆の僧侶が続きます。

唱導師による大塔婆前の法要です。

職衆の僧侶が大殿に向かって進んできます。

光明寺・大殿

練行列を迎えるため、多くの信徒が大殿内でお待ちです。

練行列を終えた皆さんが大殿に上ってきます。この後、唱導師を中心とした日中法要が営まれました。


練行列後の光明寺の様子

練行列を終えた境内は、だいぶ落ち着いた様子です。
奉納幡が掲げられた大殿です。

大塔婆は、結縁綱でご本尊と結ばれています。

大塔婆前の供物です。

鮮やかな五色幡が掲げられています。

ギャラリー

最後までご覧いただきありがとうございました。