埼玉・慈恩寺(慈恩寺観音)

山号・寺名 華林山最上院慈恩寺
宗派 天台宗
ご本尊 千手観世音菩薩
創建 天長元年(824年)
開祖:慈覚大師円仁
納経時間 8:00~17:00
拝観料 無料
札所 坂東三十三観音霊場 第12番

慈恩寺の魅力

◎歴史のかなたから語りかけてくる慈恩寺七不思議

◎仏教史の一頁を彩る奇跡玄奘塔

◎行基・空海を彷彿とさせる関東一円に広がる慈覚大師の足跡

境内図

巡礼雑記

2024年1月16日 華林山・最上院・慈恩寺◆坂東三十三観音霊場(第十二番)参拝◆ ⇒投稿記事へ
天長元年(824年)淳和天皇の代に、天台宗山門派の祖、慈覚大師・円仁により現在のさいたま市岩槻区に開かれた華林山・最上院・慈恩寺の名は、慈覚大師が入唐の際に遊学した長安(現在の西安)・大慈恩寺に由来します。行基や空海が全国至る所の寺院の開山・開基に名を連ねているように、慈覚大師は、出身地の下野国を始めとした北関東から東北地方にかけての多くの寺社の縁起にその名を残しています。慈恩寺は、創建以来、江戸期に至るまで時々の岩槻領主の庇護を受けつつ長らくその寺勢を保ち、中世には本坊42・新坊24の計66坊を抱え、江戸期には徳川家康より与えられた寺領100石の他、現在の表慈恩寺・慈恩寺・裏慈恩寺の13万坪余りに及ぶ広大な地域を守護不入地として支配下に置いていました。

ご由緒

『 慈恩寺は華林山最上院ともいい、天台宗の寺院であり、本尊に千手観音像を納める。歴史的にみると、鎌倉時代に成立した坂東三十三番札所巡礼の十二番札所として、関東近郊のみならず全国から信者が詣でることで、その名を広く知られている古刹である』「慈恩寺」(さきたま文庫)より引用

ご詠歌

慈恩寺へ 詣るわが身も たのもしや うかぶ夏島を 見るにつけても

御朱印

坂東三十三観音霊場・第十二番・慈恩寺ご朱印

年中行事

元旦~3日 初詣
1月15日 お焚き上げ
2月5日 玄奘忌・日想経行
4月8日 花まつり
5月5日 玄奘祭
8月19日 四万六千日
11月16日・17日 秋大祭
12月31日 除夜の鐘

季節の花々

桃、藤
いちょう、菊

アクセス

住所 〒339-0009 さいたま市岩槻区慈恩寺139
電話・FAX Tel:(048) 794-1354 Fax:-
URL http://www.jionji.com/

【公共交通機関】
東武鉄道(野田線):豊春駅 徒歩20分。

【車】
東北自動車道岩槻IC→東大宮バイパス→国道122号線→県道65号線→慈恩寺入口右折1km。
参拝者用駐車場(無料)。