鎌倉・宝戒寺
山号・寺名 | 金龍山・釈満院円頓宝戒寺(しゃくまんいんえんとんほうかいじ) 通称:萩の寺 |
宗派 | 天台宗 |
ご本尊 | 子育経読地蔵大菩薩坐像(国重要文化財) |
創建 | 建武二年(1335年) 開山:円観恵鎮慈戒(五代国師) 開基:後醍醐天皇(実質的には足利尊氏) |
開門時間 | 8:30~16:30 入山は15分前まで |
拝観料 | 大人200円 小・中学生100円 |
札所 | 鎌倉三十三観音霊場 第2番 鎌倉二十四地蔵尊霊場 第1番 鎌倉江の島七福神(毘沙門天) |
※写真をクリックすると拡大します。
宝戒寺の魅力
◎参道両脇及び境内を埋め尽くす九月の萩の溢れるような白と紫
◎数百年に亘る護摩の煤で全身真っ黒にお化粧したご本尊「子育経読地蔵大菩薩坐像」の本物感
◎「鎮護国家」級の絶大なパワーが魅力の秘仏にして重要文化財「大聖歓喜双身天王」
◎天台宗・円頓戒「遠国四戒壇」の一つとして、また天台密教関東弘通の道場として開山以来、数多の天台僧を輩出してきた歴史的役割
巡礼雑記
2018年9月26日 宝戒寺◆境内散歩◆ ⇒投稿記事へ
宝戒寺は、鶴岡八幡宮・三の鳥居から横大路を東に3分程進んだ正面突当りという、鶴岡八幡宮参拝と同時に立ち寄り易いところにあります。ここは元々鎌倉幕府執権・北条得宗家の屋敷があった場所で、北条氏滅亡後、その菩提を弔うために後醍醐天皇が足利尊氏に命じ宝戒寺を建立しました。以来、天台宗の戒壇院として栄え、鎌倉三十三観音霊場二番札所、鎌倉二十四地蔵菩薩霊場題一番札所、鎌倉江の島七福神(毘沙門天)札所を勤めています。多くの文化財を蔵していることでも有名で、中でもご本尊の子育地蔵菩薩坐像、大聖歓喜双身天王像は国の重要文化財に指定されています。また9月になりますと、境内は白と紫の萩で溢れ返ることから「萩の寺」とも呼ばれています。
ご由緒
ご詠歌
み仏に 頼む力の つよければ 水もほのほも 身にかかるかは
境内図
ご朱印
ご朱印は、本堂向かって右側の納経所にて頂けます。「鎌倉三十三観音」「鎌倉二十四地蔵尊」「鎌倉江の島七福神」の何れのご朱印を頂きたいのかはっきりと申し上げるようにしましょう。
鎌倉三十三観音霊場 第2番札所 | 鎌倉二十四地蔵尊霊場 第1番札所 |
年中行事
1月1日 | 新年大護摩供 |
1月22日 | 聖徳太子講 |
2月3日 | 節分会(星祭) |
2月15日 | 涅槃会 |
3月春分の日 | 春彼岸会 |
4月8日 | 灌仏会(花まつり) |
5月22日 | 徳崇大権現会・大般若経転読会 |
5月23日 | 大聖歓喜天供 |
7月24日 | 施餓鬼会 |
9月24日 | 秋彼岸会 |
12月31日 | 除夜の鐘(一般公開無) |
季節の花々
春 | 白木蓮、桜、木瓜 |
夏 | 紫陽花、睡蓮、花虎の尾、百日紅 |
秋 | 萩、酔芙蓉、彼岸花、ホトトギス、つわぶき、紅葉 |
冬 | 椿、蝋梅、しだれ梅、白梅、紅梅、水仙、福寿草、思いの儘 |
アクセス
住所 | 〒248-0006 鎌倉市小町3-5-22 |
電話・FAX | Tel:0467-22-5512 Fax:0467-22-5988 |
URL | http://hokaiji.com/ |
【公共交通機関】
JR横須賀線「鎌倉駅」徒歩10分
【車】
横浜横須賀道路「朝比奈IC」より鎌倉方面・約20分。
駐車場無し。近辺にコインパーキング多数。