禅居院~鎌倉・建長寺塔頭~

寺名 建長寺塔頭・石屏山(せきびょうざん)禅居院
宗派 臨済宗・建長寺派
ご本尊 聖観音菩薩
創建 元徳年間(1329年~31年)
開山:清拙正澄(せいせつしょうちょう) 開基:小笠原貞宗
開門時間 非公開。梅かまくら寺社特別参拝等の特別参拝日のみ公開
拝観料 特別参拝毎に異なる
札所 鎌倉十三仏巡り 第8番(令和5年5月15日より)

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禅居院の魅力

◎特別参拝日が待ち遠しい境内一般公開を拒む本物感

◎臨済宗の歴史に深く刻み込まれた開山・大鑑禅師という存在

◎東慶寺・水月観音(重要文化財)と並び称され鎌倉を代表する遊戯坐像「御本尊・聖観音菩薩半跏像」

巡礼雑記

2019年3月17日 禅居院◆鎌倉・建長寺・境内散歩◆ ⇒投稿記事へ
石屏山(せきびょうざん)禅居院は、北条高時の招請に応え中国・元より来日した「清拙正澄(せいせつしょうちょう)」(諡号・大鑑禅師)の鎌倉における塔所として開創された建長寺の塔頭で、天下門前の県道を渡った反対側(南側)にあります。 大鑑禅師は、禅僧が守るべき規範及び儀規である「清規(しんぎ)」に精通し、唐の名僧・百丈懐海(ひゃくじょうえかい)が定めた「百丈清規」をもとに、日本の実情に即した 「大鑑清規」を著しました。また建長寺の他、浄智寺、円覚寺、建仁寺、南禅寺の住持も歴任するなど臨済宗の中で重きを成し、禅居院は大鑑派と呼ばれるその法統の東の拠点と位置付けられています 。禅居院は、現在一般公開されていませんので、拝観を希望する場合は「梅かまくら寺社特別参拝」等の機会を利用させていただくことになります。

ご由緒

石屏山(せきびょうざん)禅居院は臨済宗建長寺派の寺院で、建長寺の境外にある塔頭です。創建は、元徳年間(1329~31年)で、開山は建長寺二十二世「清拙正澄(大鑑禅師)」、開基は「小笠原貞宗」です。大鑑禅師は、禅僧の規範である「清規(しんぎ)」の権威で、「大鑑清規」を著した他、国宝「清拙正澄墨蹟・遺偈」を残しています。開基に連なる小笠原一族は、大鑑禅師より授かった礼法を取り入れた小笠原流弓馬術或いは茶道の宗家として今日に至るまで重きを成しています。
また、御本尊の聖観音菩薩半跏像は東慶寺の水月観音と並ぶ鎌倉・遊戯坐像の代表格で、御本堂には他にも大鑑禅師の持仏と伝えられる「摩利支天坐像」及び、頂相・大鑑禅師坐像が安置されています。

ご朱印

寺名

年中行事

MMDD 調査中

季節の花々

椿
百日紅

アクセス

住所 〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内1534番地
電話・FAX Tel:0467-22-7974 Fax:-
URL

【公共交通機関】
JR横須賀線「鎌倉駅」東口より江ノ電バス。建長寺停下車すぐ前。
【車】
横浜横須賀道路「朝比奈IC」より鶴岡八幡宮前経由・北鎌倉方面・約20分。
駐車場スペース有。