鎌倉・補陀洛寺
山号・院号・寺名 | 南向山・帰命院・補陀洛寺 別称:竜巻寺 |
宗派 | 真言宗大覚寺派 |
ご本尊 | 十一面観音菩薩 |
創建 | 養和元年(1181年) 開山:文覚上人、開基:源頼朝 |
開門時間 | 9:00~日没 |
拝観料 | 無料 |
札所 | 鎌倉三十三観音霊場第17番札所 |
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補陀洛寺の魅力
◎往時の隆盛が偲ばれる日本史のビッグネームに由来するの寺宝群
◎インド仏教世界を体現するエキゾチックな寺名「補陀洛寺」と、想像を刺激する「竜巻寺」の別称
◎夏季の境内を彩る百日紅の大木
巡礼雑記
2018年10月14日 補陀洛寺◆境内散歩◆ ⇒投稿記事へ
補陀洛寺は、光明寺にほど近い材木座南部に位置します。「竜巻寺」の別称の通り創建以来幾度も竜巻の被害を受けたため、詳らかでない部分の多い寺伝ですが、サンスクリット語の「Potalaka」を中国語に音訳した「補陀洛」という寺名とも相まって、かえってエキゾチックな魅力が増してくる、どこか不思議なお寺です。寺名の元となった補陀洛山は観音菩薩が降臨するとされる伝説上の山で、インドの南端にあるとされています。鎌倉の南端・材木座に創建されたこのお寺が「南向山・補陀洛寺」と名付けられたのも、こうした謂れがあると思われます。
ご由緒
補陀洛寺は、もともと源頼朝の平家調伏の祈願所として建立され七堂伽藍を持つ大きなお寺でした。一貫して真言宗のお寺ではありますが、最初は御室派(京都仁和寺)、次に高野山真言宗(青蓮寺)、現在は京都大覚寺派と変遷しています。歴代住持の名など詳細は天災等により失われていますが仏像や寺宝は多く残されています。
ご詠歌
御仏の 誓いも深き 海原の ひろき世にしく 慈悲のおしへは
ご朱印
鎌倉三十三観音霊場第十七番札所 |
年中行事
調査中 |
季節の花々
春 | つばき |
夏 | 百日紅、芙蓉 |
秋 | - |
冬 | - |
アクセス
住所 | 〒248-0013 鎌倉市材木座6丁目7-31 |
電話・FAX | Tel:0467-22-8559 Fax:ー |
URL | ー |
【公共交通機関】
JR横須賀線「鎌倉駅」より京急バス。「九品寺」停下車 徒歩1分。
【車】
横浜横須賀道路「逗子IC」より逗葉新道→国道134号線→滑川交差点右折し、数十メートル先を材木座方面へさらに右折、小町大路を左折し京急バス「九品寺停」付近・約30分。
駐車場無。