仏日庵~鎌倉・円覚寺塔頭~
寺名 | 円覚寺塔頭・仏日庵(ぶつにちあん) |
宗派 | 臨済宗・円覚寺派 |
ご本尊 | 地蔵菩薩(延命地蔵) |
創建 | 開基廟建立:弘安七年(1284年)以降数年の内 塔頭創建:天文年間(1532年~55年)以降 中興開山:鶴隠周音(かくいんしゅういん) |
開門時間 | 3月~11月(9:00~16:30 12月~2月(9:00~16:00) |
拝観料 | 100円 |
札所 | 鎌倉三十三観音霊場第33番札所 鎌倉二十四地蔵菩薩霊場第14番札所 |
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仏日庵の魅力
◎兎にも角にも達成感がうれしい鎌倉三十三観音霊場・結願の札所
◎下り坂にあっても其々に個性が光る北条得宗家末期の三代(時宗・貞時・高時)を偲ばせる開基廟
巡礼雑記
2019年3月8日 仏日庵◆鎌倉・円覚寺・境内散歩◆ ⇒投稿記事へ
鎌倉三十三観音霊場第三十三番「結願の札所」の仏日庵(ぶつにちあん)は、円覚寺開基・北条時宗公をお祀りする旦那塔です。この場所には、もともと時宗公が禅修行をした庵があったご縁から時宗公の「開基廟(かいきびょう)」が置かれ、円覚寺境内では開山・無学祖元を祀る開山堂と並び別格の扱いを受けていましたが、北条得宗家滅亡後は次第に衰微していました。しかし、天文年間(1532~55年)に「鶴隠周音(かくいんしゅういん)」の中興により塔頭となったことで経済的基盤も整えられました。
ご由緒
鎌倉五山の第二位、臨済宗円覚寺派・大本山の円覚寺は、弘安五年(1282年)に、執権・北条時宗公が、建長寺の住持をしていた仏光国師・無学祖元を開山に据え、元寇における両軍の戦没者の供養を目的として創建されました。佛日庵は、この円覚寺開基・北条時宗公を祀る開基廟を中心として、天文年間(1532~55年)以降に鶴隠周音(かくいんしゅういん)が中興した塔頭寺院です。
ご詠歌
ただ頼め 大慈の誓ひ 普くば 今日も消えなむ 後々のみち
円覚寺境内の仏日庵の場所
ご朱印
鎌倉三十三観音霊場第三十三番札所 | 鎌倉二十四地蔵尊霊場第十四番札所 |
年中行事
1月1日 | 歳旦諷経(さいたんふぎん) |
4月4日 | 北条時宗公毎歳忌 |
8月8日 | 佛日庵檀信徒大施餓鬼会 |
8月15日 | 開基廟総供養 |
9月12日 | 佛日庵開祖忌 |
12月31日 | 除夜の鐘 |
季節の花々
春 | 桜、木蓮 |
夏 | 紫陽花、蓮、唐種小賀玉(からたねおがたま) |
秋 | シュウメイギク、酔芙蓉 |
冬 | 梅 |
アクセス
住所 | 〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内434番地 臨済宗大本山円覚寺山内 |
電話・FAX | Tel:0467-25-3562 Fax:0467-60-4608 |
URL | http://www.butsunichian.com |
【公共交通機関】
JR横須賀線「北鎌倉駅」東口。
【車】
横浜横須賀道路「朝比奈IC」より鶴岡八幡宮前経由・北鎌倉方面・約20分。
駐車場無。北鎌倉駅近辺にコインパーキング多数。