筑波山・大御堂◆坂東三十三観音霊場(第二十五番)参拝◆
- 2024.10.30
筑波山・大御堂は、茨城県つくば市にある真言宗豊山派のお寺で、坂東三十三観音霊場の第二十五番札所をお務めです。大御堂の前身に該る旧・筑波山知足院中禅寺は、開山・徳一上人以来、男体山・女体山の両筑波山をご神体とした筑波山大権現の本地仏である千手観音をお祀りする大寺院として栄えて来ました。江戸期になりますと、徳川将軍家の祈祷を担うようになり、将軍家光公の時代には七堂伽藍が整備された他、江戸にも「知足院 […]
神に抱かれ仏と共に歩む日々…
筑波山・大御堂は、茨城県つくば市にある真言宗豊山派のお寺で、坂東三十三観音霊場の第二十五番札所をお務めです。大御堂の前身に該る旧・筑波山知足院中禅寺は、開山・徳一上人以来、男体山・女体山の両筑波山をご神体とした筑波山大権現の本地仏である千手観音をお祀りする大寺院として栄えて来ました。江戸期になりますと、徳川将軍家の祈祷を担うようになり、将軍家光公の時代には七堂伽藍が整備された他、江戸にも「知足院 […]
鶴岡八幡宮の9月は、例大祭一色に染まります。初日14日は早暁の浜降式に始まり日没後の宵宮祭へと続き、中日の15日は午前に例大祭が斎行され、午後の神幸祭には、三基の御神輿が二の鳥居前の御旅所まで若宮大路を練り歩きます。最終日の16日午後には、勇壮な流鏑馬神事が執り行われ、夕刻の鈴虫放生祭で一連の神事を終えます。 これらの神事が執り行われている間に、鎌倉囃子が賑やかな境内では、地元の盛んな文化活動に […]
那智山・青岸渡寺(せいがんとじ)は、那智勝浦町にある天台宗の寺院で、西国三十三所第一番札所として知られています。開基は、はるかインドから熊野浦に流れ着いた裸形上人(らぎょうしょうにん)とされ、仁徳天皇の御世にまで遡ります。さらに200年後の推古天皇の御世には、生仏上人により如意輪観音が安置され堂宇が整えられました。那智山には、「那智七先徳」をはじめとする多くの高僧が参籠し、11世紀から12世紀に […]